CMYK+ビビッドピンク(蛍光ピンク)で
印刷をもっと華やかに
従来のCMYK4色にビビッドピンクをプラスすることで、彩度の高い印刷が可能になりました。
マゼンタ(M)では表現できなかった色域もビビッドピンク(蛍光ピンク)を
使用することで可能となり、紙面に明るく活発な印象を与えることができます !
イラストをはじめ、ブライダルやショップカード、招待状など
より印象を残したいときにオススメです !
※ビビッドピンクは RGB 印刷の見本とセットです。
小ロットに対応し、低価格を実現 !
特色を使用した印刷は大部数から、しかも高額というイメージがありますが、
プリントパックのビビッドピンク印刷は高性能印刷機で印刷を行うため
小ロットにも対応し低価格を実現いたしました !
ぜひ、この機会にお試しください !
名刺やポストカードの
ワンポイントアクセントに
CMYKと掛け合わせずピンクを特色版と
してデザインすることで、ビビッドピンク
(蛍光ピンク)を活かした華やかな表現が
可能となりました !
CMYKの4色にビビッドピンクをプラスすることで何パターンもの蛍光色を再現
することが可能になりました。
※CMYK+ピンク版でデータを作成いただく必要がございます。詳しくは 「データ作成方法」参照
蛍光色をデザインに
取り入れ注目度UP !
CMYKとビビッドピンクを掛け合わせる
ことで蛍光色を再現できるため、
他の印刷物と比べて、目を引く表現が
可能です !
ビビッドピンク印刷 CMYK+ ピンク版データ作成方法
1 Adobe Illustratorでデータ作成
ビビッドピンク印刷はプリントパック専用テンプレート(aiデータ)をご利用の上、
Adobe illustrator にてご作成ください。
※レイヤー分け・特色指定・オーバープリントが必要なため、illustrator のみのご対応とさせていただいております。
2 「Pink」レイヤーにデータを作成
ビビッドピンク印刷を行うオブジェクトは「pink」レイヤーにデザインを行ってください。
※印刷される順序はCMKY→ビビッドピンクとなるためpinkレイヤーが一番上に来るようにデザインを行ってください。
3 特色「Pink」にてカラー指定
ビビッドピンク印刷を行うオブジェクトは特色「pink」で色を指定してください。
※データ上では水色ですが「pink」でカラー指定した箇所にビビッドピンクのインクが付着されて
実際の仕上がりは鮮やかなピンク色になります。
シアンカラーの特色だと分かりにくいという場合は、お客様の方で M100%にしていただいても
問題ございません。
ただしその際は必ずスウォッチに特色登録していただき名前を「pink」に
設定してください。また最初から設定されている「シアン色のpink」スウォッチは削除してください。(24.03.14 追記)
4 オーバープリント指定を行う
ウインドウメニューから「属性」を選択し、表示させてください。
属性ウインドウが表示されますので、オブジェクト選択後「塗りにオーバープリント」に
チェックをいれてください。
※オブジェクトによりオーバープリントの使い分けが可能です。(24.03.14 追記)
詳しくはこちら
※オブジェクトを選択していない状態では、オーバープリントの指定が出来ませんのでご注意ください。
5 CMYKと掛け合わせについて
CMYKとピンクが混在したデータを作成する場合、レイヤーを分けてご作成ください。
(弊社が用意しておりますテンプレートは各レイヤーを分けて作成しておりますので、そちらをご使用ください)
注意事項
ピンクレイヤーが上に来ていない場合データNGとなります。
オーバープリントにチェックが無い場合は下のCMYKが印刷されないため掛け合わせとは
なりません。逆にCMYK版のデータを印刷したくない場合はオーバープリントにチェックを
入れない使い方も可能です。(24.03.14 追記)
6 実際のデータ作成例
ビビッドピンク印刷を行う上で、データ作成のコツや失敗しやすい場所など
事例を基に紹介いたします。
ビビッドピンク版の前後関係
ビビッドピンクの背景時注意点
オーバープリント解除で透けないように指定
マゼンダ+ビビッドピンクの表現
白抜き表現
ビビッドピンクに濃度差をつける方法
マゼンダ+ビビッドピンクでより濃く鮮やかに
CMYK+ピンクで多彩な表現を
蛍光オレンジ表現
ピンクの影響を受けない配慮
失敗しやすいケース
相性の良い色の組み合わせ
イエローとビビッドピンクの組み合わせ
シアンとビビッドピンクの組み合わせ
マゼンダとビビッドピンクの組み合わせ
赤とビビッドピンクの組み合わせ
ビビッドピンクのグラデーションについて
ビビッドピンク 印刷事例 1
ビビッドピンク版の前後
関係に注意
ビビッドピンク印刷はオーバープリントを行うことで
色を掛け合わせ、多彩な色を表現できます。
しかし場面によってはオーバープリントが適さない
ケースもございますのでご紹介いたします。
Point 1:ビビッドピンクの背景
背景柄をビビッドピンクにする場合ビビッドピンク版は
CMYK版より上に来るためイラストとの前後関係に注意が
必要です。今回は人物イラストのシルエットに合わせて
背景にマスクをかけることで重ならないように配慮して
おります。
Point 2:オーバープリント解除で透けない
ビビッドピンクは CMYK 版の上に印刷されるため、
図2の箇所ようにビビッドピンクのみで構成したい場合、
オーバープリントにチェックを入れていないオブジェクト
を配置します。そうすることで、CMYK版をくり抜いた
ような印刷が可能です。
ビビッドピンク 印刷事例 2
マゼンダ+ビビッドピンクで、
濃い蛍光ピンクを表現
ビビッドピンクインクのみでは「軽い」と感じる
お客様にオススメなのが、マゼンダ(M)と
ビビッドピンクの組み合わせです。
より濃く鮮やかな蛍光ピンクの表現が可能となります。
Point 1:白抜き表現
完全な白を表現する場合はCMYK版、pink版ともに
白いオブジェクトを乗せるか、くり抜いたデータを
作成します。
Point 3:マゼンダ+ビビッドピンク
濃い蛍光ピンクを表現するためにビビッドピンクだけでは
なく少しマゼンダを加えることで、より鮮やかな発色と
なります。CMYKとビビッドピンクの組み合わせは
用紙サンプル裏面のカラーチャートを参考にしてください。
※ビビッドピンク用紙サンプル初回ロットにはカラーチャートが
記載されていないため、カラーチャート付き用紙サンプルを
ご希望の場合はお手数ですが再度請求ページよりご注文ください。
Point 2:ビビッドピンクの背景
濃淡を表現する場合は CMYK 版・ピンク版ともに色を薄く
します。ここでは白いオブジェクトを設置してそれぞれ
透明度を設定し濃淡を表現しております。
ビビッドピンク 印刷事例 3
CMYKにビビッドピンクを加え
多彩な表現が可能に
データ作成は少し複雑ですが、ビビッドピンク印刷は
普通のCMYK印刷では表現出来ないような多彩な
色を表現できます。
こちらでは印刷事例とデータを基に説明。
失敗事例も併せて紹介します。
Point 1:蛍光オレンジ表現
CMYK 版のイエローに対して、ビビッドピンクに濃淡をつけて
上乗せすることで、2種類の蛍光オレンジを表現しておりま
す。左上の緑にはピンクが被らないようにデータをくり抜く
のも大事なポイントです。参照「A」
Point 3:ピンクの影響を受けない配慮
画像などにビビッドピンクが被らないようにオーバープリント
のチェックを外すか、念のために(オーバープリントの
チェックが入ったまま入稿してしまう対策)CMYK版に白を
置いたりくり抜くことで、ビビッドピンクのみが印刷された
デザインに仕上がります。
Point 4:失敗しやすいケース
紫の範囲だけにピンクがかかるように
設定するべきですがピンクが黄色にまで
影響し意図しない表現になってしまう
失敗しやすいケースです。
ピンクがかかって欲しくない範囲は
除去しましょう。
ビビッドピンク 印刷事例 4
ビビッドピンクと相性の良い
色の組み合わせ
CMYKにビビッドピンクをプラスすることで
蛍光色を再現できますが、全て可能なわけではなく
効果が高いものと低いものがございます。
ビビッドピンク印刷の魅力を最大限に発揮する
組み合わせをご紹介いたします。
イエローとビビッドピンクの組み合わせ
ビビッドピンクインクは淡い色との相性が
抜群に良く、中でもイエローと組み合わせが
最も効果が発揮されオススメです!
シアンとビビッドピンクの組み合わせ
次のオススメはシアンとピンクの組み合わせ。
CMYKでは難しい紫の表現がビビッドピンクを
合わせることで鮮やかに表現できます。
マゼンダとビビッドピンクの組み合わせ
濃く鮮やかなピンクを表現したいときにオススメなのが
マゼンダとビビッドピンクの組み合わせ。
ピンクの表現に奥行きが出ます!
赤とビビッドピンクの組み合わせ
金赤とピンクの組み合わせは変化が無く
非推奨です。マゼンダを少し落とすことで
濃い蛍光オレンジの再現が可能です。
ビビッドピンクのグラデーションについて
ビビッドピンクのグラデーションを作成したい場合、ビビッドピンクに対して直接グラデーションを指定する
ことはできませんので、白のグラデーションを被せる形で作成します。この時、白のグラデーションに
オーバープリント指定があると「データが反映されずグラデーションにはなりません」ので注意してください。